引きこもり再来
ブログを始めることにしました。
なぜ今更ブログなんて??と思う方もいると思う。
余程思う事があるならTwitterなりインスタなりこれより多く人の目に触れやすいツールで書けばいいのだけれど、あえてブログとして発信していきたい。
いやまぁべつに大層な理由がある訳じゃなくて、小・中学生の時に書いていた小説をたまたま見つけて読んでみて、また色々書きたいなと思ったけど、TLに流れたりするのはなんか恥ずかしいしなぁという想いが故なんだけど。当時のデータが入ったUSBをみつけ再熱したよね。
あの時は異常なぐらい書いていた。
短いものなら月に10本以上。
なんであんなにと少し考えて、出てきた理由。
きっと逃避したかったんだ。それだった。
私は小中高大と全て受験したが、一番きつかったのは中学受験だった。
私が通っていた塾はクラスメイトの9割が行っていて、そこで毎月のように模試によって順位づけされクラス分けされる、ちょっと特殊な環境だった。今の私をみては信じてもらえないだろうが、当時の私は割と要領が良くて、割と勉強ができるタイプの子供だった(と思う)。
常に上のクラスにいたし、勉強するこが苦ではなく、むしろ学力を図るテストは自分を肯定してくれるものだった。だから当時は辛い、という意識はなかった。
しかし、今思い返せば下のクラスに落ちてはいけないプレッシャー、上のクラス内での順位争い、それによる友人関係の拗れ等々、無意識に背負うストレスが多くて疲れていたようだ。
小6、私は名門といわれるような中学に受かった。誰もがいくだろうと思っていたし、私も行くと思っていた。
けれどこれからまた6年間頑張り続ける気力がなかった。私は自分のストレスを自覚し始めていた。結局の所、両親にも担任にも塾にも散々怒られ改心を促されながらも私はいかなかった。
これが1回目の躓きだ。
いや今思い返せば躓きではないけれど、わかりやすくするためにそういった表現を使う。
この時から、周囲の人の目が変わったのを感じた。それがまた辛かった。両親もきっと辛かったのだろう。中1の春頃に大学付属の中学の編入受験をしてはどうか、と提案してきた。
私は付属と聞いてもうプレッシャーから解放されると思いそれにのった。
そこで私は2回目の躓きをする。
別に落ちた訳ではない。むしろ余裕だった。
それが私には良くも悪くもよくなかった。
あまりにも簡単な試験。
帰国子女枠での編入試験だったので、勿論一般試験よりは簡単であるのは理解していた。
しかしそれにしても簡単で、それじゃあ私は何故今まで勉強してきたんだ、と思ってしまったのだ。今思い返せば完全なる天狗。
何故わからないのかわからない、と素で言い放つような状態で感じも悪かっただろう。
だからずっと考えてしまった。
こんな試験で入れる学校に行くのか。
もう私は勉強をしなくていいのか。
そんな堕落してしまっていいのか。
そんなことばかりが頭を支配した。
嫌だ、行きたくない。
勉強しなくなるのが怖い。
本当に自分を律せなくなりそうで怖かった。
それでも、一度ワガママを聞いてもらった手前、また周囲の人の目を恐れたが故に私は編入学をした。結果一年半通って10日程度しか行かないという完璧な引きこもりになってしまったけれど。
と、まぁこのように引きこもりをしていた時期があり、私は書くことにはまった。
元々小学生の頃から書くことは好きだったが、本格的に書き始めたのはこの時だ。
恐らくだけれど、友達がいたとはいえ元々お喋りな私には自分の気持ちを表現する機会が少なすぎたのだろう。
当時は誰の目にも触れさせることはなかったが、(ネットに公開するモチベもなく)今ならまぁいいかなと思い供養の気持ちもあり流していきたいと思う。
拙い文だと思うし、回りくどい書き方をしがちなので苛つかせるかもしれない。
それでも、もし興味を持ってくれたなら読んでくれると嬉しい。